田中咲さん~カナダの翻訳・通訳会社でインターンシップ

海外で働きたいという目標に向かって頑張る田中さん。インターンを通じて、海外で日本人として仕事をすることの大切さを実感したそうです。

研修の概要内容
研修期間:2週間
研修地:カナダ
研修先:翻訳・通訳会社
研修内容:ビジネス
出発前の状況:大学3回生
宿泊先:ホームステイ

Q1: インターンでは、どのような仕事を体験しましたか?

私は主に翻訳の仕事を中心にお手伝いしていました。
翻訳原本を整理する作業から始まり、翻訳原本の文字カウントや戸籍の書き換え作業、企業間のメール内容の翻訳などを担当させていただきました。

また、研修中に一度会議通訳の見学があり、参加者の方々との交流も含め本当に貴重な経験をさせていただきました。
実際に通訳しているところを見ると、凄さと大変さが手に取るように分かり、大変良い刺激を受けることができました。

Q2: 仕事をする中で勉強になったことは何ですか?

通訳・翻訳の仕事内容とその過程について学ぶことが出来ました。

どのように仕事が入ってきて、それをどのように対応していくのか、誰が何を担当してどのように仕事を進めていくのか。研修前は仕事の過程など頭になかったのですが、毎日の業務を通じて過程を理解することも大事だと感じました。

また、日系企業ということもあり、ビジネスマナーについてもご指導いただきました。
特に大切だと感じたことは、“ホウレンソウ(報告・連絡・相談)”です。初めは忘れることもあり苦労しましたが、ホウレンソウを徹底することで仕事をスムーズに進めることが出来るようにもなりました。

さらにパソコンでの作業に関しても、自分が持っている技術以上のことが求められることも多々あり、そのおかげでスキルアップできたと感じています。

Q3 : カナダでの英語を使った生活はどうでしたか?

私が研修した期間は、日数にすると11日間という本当に短い期間でした。
その中でどれだけ自分を成長させることができるか、どれだけ多くのことを吸収できるかと考えながらインターンシップに挑みました。

しかし、実際仕事を始めてみるとそれどころではなく、その時々に与えられた仕事をこなすのに必死でした。

仕事内容は、想像以上に大変で地味だなというのが研修開始当初の正直な感想です。
それでも少しずつ仕事を覚え、こなしていけるようになると、仕事の楽しさを感じることができました。

Q4: 今後の目標を教えて下さい!

今回、海外での仕事を経験して、更に海外で働きたいと思うようになりました。
それは、英語の環境にいることがとても楽しく、自分が勉強してきたことが活かされていると実感したからです。

しかし、同時に一度は日本の会社で働くことも大切だと感じました。「翻訳の仕事に限らず、どこへ行っても自分は日本人であることに変わりはない。いつか日本のビジネスマナーを要求される時が必ず来る。」という研修先の先輩方のアドバイスを聞き、少し考えが変わりました。

今回の研修では得るものが非常に多く、学んだことを自分自身の成長に活かしていきたいと思います。

ページの先頭へ戻る