松矢歩美さん~カナダの製薬会社でインターンシップ

マーケティングに興味を持っていた松矢さん。インターンで実現し、情報検索能力、提案力など貴重なスキルを学びました。

研修の概要内容
研修期間:4週間
研修地:カナダ
研修先:製薬会社
研修内容:ビジネス
出発前の状況:大学3回生
宿泊先:ホームステイ

Q1: インターンでは、どのような仕事を体験しましたか?

私は約3週間、インターネットでサプリメントや医療現場で使う器具などを販売しているバンクーバーの会社にインターンをしていました。

主な仕事内容は、最初の方はデータの整理や打ち込みの作業などでした。私はパソコン操作が苦手で出来るかどうか心配をしていたのですが単純作業だったのでなんとかやりこなすことが出来ました。

少し慣れてくると、マーケティングの仕事を任されました。私が1番興味のある仕事でした。主な内容は、自社の製品を日本に販売するにあたって協力してくれる会社を探す、といったものでした。

Q2: 職場の雰囲気はどのようなものでしたか?

私は英語を聞き取る力が弱いので1回では聞き取ることが出来ない時がありました。
そんな時も、マネージャーやスタッフの方が優しく何度も教えてくださいました。

会社は日本の家のような作りで中庭もあり、親しみを持てる空間でした。そのおかげで、緊張も少しほぐれました。

Q3 : 仕事において、勉強になった点は何ですか?

マーケティングの仕事は、最初にマネージャーの方に言われていたように簡単なものではありませんでした。数えきれない情報の中から自分が求めている情報を探し出すのはとても根気のいることでした。
また、日本に海外の製品を販売するというのはすごく難しいことでした。この仕事をするまで、私はそんなことは簡単に出来ると思っていました。

なぜなら日本には海外の商品がたくさん売られていますし、ネット社会の今なら、もっと容易に販売が可能だと思っていました。しかし実際はすごく厳しい規制があり、特にサプリメントは薬事法の壁を乗り越えなければなりませんでした。また、厚生労働省の許可が下りなければサプリメントの効果をホームページ上に書くことは出来ないのです。
私はいろいろな会社を調べ、どうすれば販売が出来るのかを一生懸命考えました。しかし、やはり難しいという結果に終わりました。そして、私の考えを社長さんやマネージャーさんに伝えたくても英語力が足りずなかなかうまく伝えることが出来ませんでした。手助けが出来なかったこと、自分の考えがうまく伝わらなかったことにすごく落ち込みました。

もっと勉強しなければいけないと思ったと同時に、一般的な知識をもっと身につけなければいけないと思いました。

Q4: 今後の目標を教えて下さい!

今回のインターンでビジネスの難しさと自分の未熟さを改めて感じました。

残りの大学生活1日1日を大切にしようと思いました。英語力の向上だけでなく一般的な知識を残りの1年半で吸収しようと思えました。

この経験は今後の就職活動へのやる気につながりました。1カ月という短い期間でしたが濃い1ヶ月間でした。

このインターンで見つけた課題を解決出来るように頑張っていこうと思います。

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